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2001年12月 When the Afghanistan was peaceful

その会場に入った時、私は驚きで足が止まってしまいました。何故なら、そこにあった写真はまるで「別の国」の風景を映し出しているかのようだったからです。美しい緑の山、綺麗な水の流れる川、様々な色で飾られた豪華なムスク、そして、平和のシンボルである白い鳩・・・数え切れないほどの多くの白い鳩・・・人々は皆、微笑んでいました。楽しそうに、幸せそうに。この国は一体何と呼ばれている国なのだろうか?本当にこれがあの国なのだろうか?私は、一枚ずつゆっくりとその数々の写真を見て回りました。

「平和だった頃のアフガニスタン」(長嶋義明氏写真展:10月31日〜11月5日、11月13日〜15日:表参道アートスペース瑠璃にて開催)は、私にあまりにも多くの衝撃と哀しみを与えました。全ての写真を見終えてから、募金箱へ僅かではありますがお金を入れてポストカードを持って帰りました。微笑みを浮かべたおじいさんの頭の上、そして腕の中に白い鳩が止まっている写真でした。そう、この国は平和だったのです。1978年、外国(旧ソ連)の侵略を受ける前までは・・・。

9月11日、非常に胸の痛む惨劇が起きました。まるで映画を観ているかのような出来事は、あの日突然、私達の目に飛び込んできました。驚愕と衝撃で皆が固唾を飲み、そして・・・哀しみに埋もれていきました。その時、誰もが同じ気持ち、同じ痛みを共有していました。しかし、、、その後まもなく、人々の気持ちは分かれていきます。「Justice」という言葉と共に「タリバンへの空爆を!」、「テロリストへの報復を!」高らかな声が世界中であがりました。これを読まれているあなたは・・・・その時、どう感じていましたか?私は、その後起こるであろう事態に、毎日、哀しみながら過ごすことしか出来ませんでした。憎むべきは、罰すべきは、多くの命を奪った犯人グループだけなのですから。

結果やそこまでのプロセスなんて正直言って私はどうでも良かったのです。ただただ、罪のない人々がもうこれ以上、命を落すことがないように。それだけを願っていました。ただそれだけを。

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